第5回 FX配信のまとめ(ファンダメンタルズ 中編)

学習内容

参考書

『これからはじめる人のためのFX練習帳』

ファンダメンタルズを学習

学習メモ

経済指標 – インフレ
  • インフレは、物の値段が上がり、通貨の価値が下がっていく状態
  • デフレは、物の値段が下がり、通貨の価値が上がっていく状態
  • インフレ率の上昇は、金利を上昇させ、通貨高を導く
  • 過度なインフレを抑制するために、中央銀行が政策金利でコントロールする
  • インフレ関連の代表的な指標は「消費者物価指数(CPI)」「生産者物価指数(PPI)」
  • 価格変動が激しいエネルギーや食料品を除いた「コア」の数値を重視
経済指標 – 雇用
  • 米雇用統計は為替相場に大きな影響を与える
  • 日本時間では毎月第1金曜日に発表される
  • 特に非農業部門の雇用者数の変化が重視される
経済指標 – 収支
  • 「貿易収支」は為替市場と関わりが深い
  • 貿易収支プラスは輸出>輸入
  • 貿易収支マイナスは輸出<輸入
  • 貿易収支が黒字だと通貨の価値は上がり、赤字だと通貨の価値は下がる
  • 米国はいつも貿易収支が赤字
  • 「財政収支」は国の収支を表す指標
  • 財政収支の悪化は国の信用力を低下させ、通貨は売られやすくなる
経済指標 – センチメント調査
  • センチメント調査は、企業や消費者のマインドを計るためのアンケート調査
  • 結果が良いと通貨が買われやすくなり、悪いと売られやすくなる

【米国】
「消費者信頼感指数」「シカゴ購買部協会景気指数」「ISM製造業・非製造業景気指数」「ミシガン大消費者信頼感指数」「ニューヨーク連銀製造業景気指数(エンパイア指数)」「フィラデルフィア連銀製造業景気指数(フィリー指数)」
【欧州】
「GFK消費者信頼感指数」「IFO景況感指数」
【日本】
「日銀短観」

経済指標 – 消費
  • 消費の指標はGDP成長率に大きくかかわる
  • 消費の指標は「個人支出」「住宅販売」「小売売上高」「企業在庫」「卸売在庫」
  • 「住宅販売」は「中古住宅」と「新築住宅」に分けて発表される
  • 米国では中古住宅市場の方が大きいため、「中古住宅販売」の数値の方が注目される
経済指標の注意点
  • 経済指標の結果が織り込まれているケースもある
  • 発表直前にフライング的な売買があり、発表直後、市場にとって良い数値が出ても、材料出尽くしということで、反対方向に動くこともある
中央銀行の金融政策
  • 政策金利の変更は、金融政策の中でも最重要
  • マーケットは、決定内容よりも「声明文」に反応することが多い
  • 決定過程などを含む議事録の内容が為替レートに影響することもある

【米国の場合】

  • FRBが開くFOMCで金融政策が決定される
  • FRBは12のそれぞれ独立した地区連銀を統括している
  • FRB議長はジェローム・パウエル氏

【ユーロの場合】

  • ECBが金融政策を決定する
  • ECBは総裁、副総裁、理事とユーロ参加国の中央銀行総裁で構成されている
  • ドイツの経済指標がユーロの金融政策決定の最重要要因となっている
  • ECB総裁はクリスティーヌ・ラガルド氏

【日本の場合】

  • 日本銀行が金融政策を決定する
  • 金融政策決定会合は月1回開かれる
  • 日銀は円高に対して市場介入を行ってきた
  • 市場介入とは、自国通貨レートの安定を目的に外国為替市場で取引を行うこと
  • 日銀介入は財務大臣が発令する
  • 日銀総裁は黒田東彦氏

感想

今回はスムーズに理解できたのでかなり進みました。たぶん、次回でファンダメンタルズの項目は終わりになると思います。きっと来週からはテクニカル分析の学習に入れるはず。とても楽しみです。

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