学習内容
参考書
『これからはじめる人のためのFX練習帳』
ファンダメンタルズを学習
学習メモ
経済指標 – インフレ
- インフレは、物の値段が上がり、通貨の価値が下がっていく状態
- デフレは、物の値段が下がり、通貨の価値が上がっていく状態
- インフレ率の上昇は、金利を上昇させ、通貨高を導く
- 過度なインフレを抑制するために、中央銀行が政策金利でコントロールする
- インフレ関連の代表的な指標は「消費者物価指数(CPI)」「生産者物価指数(PPI)」
- 価格変動が激しいエネルギーや食料品を除いた「コア」の数値を重視
経済指標 – 雇用
- 米雇用統計は為替相場に大きな影響を与える
- 日本時間では毎月第1金曜日に発表される
- 特に非農業部門の雇用者数の変化が重視される
経済指標 – 収支
- 「貿易収支」は為替市場と関わりが深い
- 貿易収支プラスは輸出>輸入
- 貿易収支マイナスは輸出<輸入
- 貿易収支が黒字だと通貨の価値は上がり、赤字だと通貨の価値は下がる
- 米国はいつも貿易収支が赤字
- 「財政収支」は国の収支を表す指標
- 財政収支の悪化は国の信用力を低下させ、通貨は売られやすくなる
経済指標 – センチメント調査
- センチメント調査は、企業や消費者のマインドを計るためのアンケート調査
- 結果が良いと通貨が買われやすくなり、悪いと売られやすくなる
【米国】
「消費者信頼感指数」「シカゴ購買部協会景気指数」「ISM製造業・非製造業景気指数」「ミシガン大消費者信頼感指数」「ニューヨーク連銀製造業景気指数(エンパイア指数)」「フィラデルフィア連銀製造業景気指数(フィリー指数)」
【欧州】
「GFK消費者信頼感指数」「IFO景況感指数」
【日本】
「日銀短観」
経済指標 – 消費
- 消費の指標はGDP成長率に大きくかかわる
- 消費の指標は「個人支出」「住宅販売」「小売売上高」「企業在庫」「卸売在庫」
- 「住宅販売」は「中古住宅」と「新築住宅」に分けて発表される
- 米国では中古住宅市場の方が大きいため、「中古住宅販売」の数値の方が注目される
経済指標の注意点
- 経済指標の結果が織り込まれているケースもある
- 発表直前にフライング的な売買があり、発表直後、市場にとって良い数値が出ても、材料出尽くしということで、反対方向に動くこともある
中央銀行の金融政策
- 政策金利の変更は、金融政策の中でも最重要
- マーケットは、決定内容よりも「声明文」に反応することが多い
- 決定過程などを含む議事録の内容が為替レートに影響することもある
【米国の場合】
- FRBが開くFOMCで金融政策が決定される
- FRBは12のそれぞれ独立した地区連銀を統括している
- FRB議長はジェローム・パウエル氏
【ユーロの場合】
- ECBが金融政策を決定する
- ECBは総裁、副総裁、理事とユーロ参加国の中央銀行総裁で構成されている
- ドイツの経済指標がユーロの金融政策決定の最重要要因となっている
- ECB総裁はクリスティーヌ・ラガルド氏
【日本の場合】
- 日本銀行が金融政策を決定する
- 金融政策決定会合は月1回開かれる
- 日銀は円高に対して市場介入を行ってきた
- 市場介入とは、自国通貨レートの安定を目的に外国為替市場で取引を行うこと
- 日銀介入は財務大臣が発令する
- 日銀総裁は黒田東彦氏
感想
今回はスムーズに理解できたのでかなり進みました。たぶん、次回でファンダメンタルズの項目は終わりになると思います。きっと来週からはテクニカル分析の学習に入れるはず。とても楽しみです。
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