学習内容
参考書
『これからはじめる人のためのFX練習帳』
取引通貨の特徴を学習
学習メモ
USD(米ドル)
- 世界の基軸通貨
- ほとんどすべての通貨に影響を与える
- FRB(米国中央銀行)の動向が為替レートに大きな影響を与える
- 最も注意しなければいけないことは政策金利の決定
- 第2次大戦終戦の1945年から71年までは1ドル360円の固定相場制
- 1971年に変動相場制へ移行後、円高へ
- 1985年のプラザ合意で円高が加速、95年に79円ピークを迎える
- 98年に147円まで円安が進み、その後は円高方向へ
アメリカ合衆国基礎データ | |
首都 | ワシントンD.C. |
面積 | 962.8万平方キロメートル |
人口 | 3億3,006万人(2021年1月) |
GDP | 18兆4,226億ドル(実質、2020年) |
EUR(ユーロ)
- 第2の基軸通貨
- 欧州を統合するために創設された通貨
- 前身のECU(エキュ)という通貨を10年以上に渡ってテストし、99年正式にスタート
- 発足当初は11カ国加盟、現在は19カ国(2021年1月現在)
- 金融政策はECB(欧州中央銀行)で一元的に管理
- ユーロ圏の経済規模はドイツ・フランス・スペイン・イタリアが8割を占めている
- その中でもドイツが中心的な地位
- ドイツの状態を見ているだけでユーロの動向をつかむことができる
欧州連合基礎データ | |
面積 | 429万平方キロメートル |
人口 | 4億4,732万人(2020年) |
GDP | 15兆6,362億ドル(2019年) |
GBP(英ポンド)
- 旧基軸通貨
- ロンドンには世界各国の金融機関が集まる
- 世界の金融センターとしての役割を担っている
- 英国は北海油田を保有する資源国でもあり、原油価格と相関性がある
- EUに加盟していたが、2020年1月31日に脱退
- GBP/USDは基本的にEUR/USDと同じような値動きをする
- BOE(英国中央銀行)とECB(欧州中央銀行)の金融政策のスタンスは異なるため、同じ値動きにならないこともある
- 流通量が少ないため、値動きが荒くなりがち →「悪魔の通貨」と呼ばれている
- 地政学的なトラブルが起こりやすいので注意が必要
英国基礎データ | |
首都 | ロンドン |
面積 | 24.3万平方キロメートル |
人口 | 6,680万人(2019年) |
GDP | 2兆8100億ドル(2019年) |
FXで取引される通貨について
- FXで取引されている通貨の流通量トップ3は米ドル、ユーロ、円
- EUR/USDがFXの全取引量の3分の2を占める
- 「EUR/USD=1.00」のことを「パリティ」という
- 米ドルを絡める通貨は「ストレート通貨」という
- 米ドルを絡めない通貨は「クロス通貨」という
感想
FXの勉強を通して各国の情勢や経済状況など、いろいろなことが学べます。次回も取引通貨についての勉強になります。楽しみです。ですっ!!!
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